AV業界の基礎知識と業界用語：初心者が知っておきたい基本情報

AV女優のすべて

2024.09.19(木)

AV業界に興味を持った女性にとって、知識を持つことは重要です。この記事では、業界用語を中心に、AV業界の基本的な知識を初心者向けに解説していきます。AV女優としての第一歩を踏み出す前に、ぜひ参考にしてください。

花狩まい

1. AV業界の主要用語

AV業界の主要用語を理解することで、スムーズに業界への理解を深めることができます。

AVプロダクション／AV事務所

AV女優をマネジメントする事務所。事務所と契約しないと適切なAVの撮影はできません。AV女優になりたい場合は、まず事務所に応募しましょう。
AV撮影への出演や契約の交渉、スケジュール管理、撮影現場でのサポートを行います。略してダクションと呼ぶ人も多いです。

面接まわり

AV女優を目指すためには、AVメーカーとのオーディションがあります。これを面接と呼びます。
まずはマネージャーと一緒に数社のAVメーカーに面接まわりをします。面接では、見た目だけでなく、女優としてのポテンシャルや個性を評価されます。後日、撮影依頼のあったメーカーとの契約の交渉をマネージャーがします

年確

年齢確認を略したものです。AV女優になるためには免許証、パスポート、マイナンバーなど、顔写真付きの身分証明書が必要です。持っていない場合は事務所が取得を手伝ってくれます。

AVメーカー

AV作品を制作・販売する会社。略してメーカーと呼びます。
多くのジャンルやスタイルの作品を制作している大手から、ニッチなジャンルを扱うインディーズ系のメーカーまで幅広く存在します。

プロデューサー

作品のキャスティングや方向性を決定する責任者です。面接に来た女優さんを専属契約するかの判断や、作品全体のコンセプトやAV女優のキャスティング、制作予算の管理などの役割です。

監督

実際に撮影現場でAV作品を演出し、撮影を指揮する役割です。メーカーから請け負った外部の制作会社に所属していることが多いです。

AV作品の制作は、企画段階から撮影、編集、販売まで多岐にわたるプロセスを経て行われます。プロダクション、プロデューサー、監督の連携が重要です。

2. AV女優の契約形態と関連用語

AV女優の契約形態は主に以下に分類されます。それぞれの特徴を知ることが大切です。

専属契約

特定のメーカーと専属で複数本契約し、そのメーカーの作品にのみ毎月1本出演する契約形態です。契約期間中は他のメーカーの作品に出演できない代わりに、安定したギャラや撮影スケジュールが約束されます。また、プロモーション活動やファンイベントなどもメーカーがサポートすることが多く、専属女優としてのブランド価値を高めることが期待されます。
人気が出るとギャラが上がったり、契約が延長され、女優としての知名度が上がります。作品の売上が下がるとギャラが下がったり、契約延長がされません。

－単体女優／専属女優

メーカーとの専属契約を結び、主に1作品の主役として出演する女優のことを指します。

企画契約

特定のメーカーに縛られず、複数のメーカーの作品に自由に出演できる契約形態です。広範囲な出演機会があり、多ジャンルの作品に参加できるため、さまざまな作品を通じて経験を積むことができます。

－企画単体女優（キカタン）

企画作品の中で単独で主役を務める女優のことを指します。ストーリーやシチュエーションの中心となる役割を担います。企画作品ながらも目立つため、作品のメインキャストとして認知度を高めやすいのが特徴です。
人気キカタン女優になると単体女優よりも稼ぐことが可能です。

－企画女優

シチュエーションに応じて、他の出演者と共演する作品に出演する女優のことです。出演作品のジャンルや内容に幅があり、様々な役柄や演出に挑戦できることが魅力です。

パブ

パブリシティーの略で、出演したAV作品を売るための宣伝です。

パブ全開

AV作品の広告やプロモーションが雑誌、ネット、テレビなど、すべてのメディアに露出することを指します。これにより、作品の宣伝効果が最大限に高まり、多くの人に作品が知られることになります。パブ全開で作品がプロモーションされるかどうかは、本人の希望によって変わります。専属契約ではパブ全開がほぼ必須になります。